Q1: ゴム成形品において、金型費に影響が出てくる製品形状ってありますか?
A1: 製品部のエッジは極力避ける事は大切です。エッジの必要性が無い場合はRを設けるようにすると金型費の削減にも寄与します。
Q2: ゴム成形用金型はどのような金型仕様がありますか?
A2: コンプレッションやトランスファー、インジェクション、リムなどがあります。
Q3: ゴム成形用の金型において、仕上げ性をあげる方法はありますか?
A3: ゴム成形において、仕上げ性は重要です。仕上げ性の良し悪しを決めるのが、「喰い切り」という金型構造にあります。喰い切りの構造や考え方は、金型メーカーによって変わる為、品質の差が出てくる部分の1つとも考えられます。
Q4: ゴム成形用の金型はプラスティック金型とは違いますか?
A4: 違います。素材の特性が異なる為です。ゴムは「熱硬化性」。プラは「熱可塑性」。つまり、熱を加えて固まるか、冷やして固まるかの違いがある為、金型構造にも違いが出てきます。
Q5: ゴム成形用の金型において、金型のメンテナンスはどれくらいの頻度で行うべきですか?
A5: 金型のメンテナンスは、使用状況や製造サイクルに応じて異なりますが、通常は定期的に行うことが推奨されます。メンテナンスによって金型の寿命を延ばし、安定した品質を維持することが可能です。
Q6: ゴム成形用の金型の費用ってどれくらいかかりますか?
A6: ゴム成形用の金型には、Oリングのような簡単なモノから1mを超えるような大きいもの・複雑なものまである為、一概に金額を提示できません。多いレンジとしては数十万~数百万です。
Q7: ゴム成形用の金型に使われる材料はどんなものがありますか?
A7: 多く使われているのは、S45CやS50Cとなります。磨き性や硬度を求めると、NAK55・NAK80、STAVAXやHPMなども使用されます。
Q8: ゴム成形用の金型の寿命を延ばすための具体的なケア方法はありますか?
A8: 硬質クロームメッキを施す事が一般的とされています。