入社のきっかけ
石井精工に入社を決めた理由は何ですか?
製造業を仕事にしたかったためです。
仕事内容について
現在担当している業務内容を教えてください。
製造部リーダーとして製造現場の監督、指導、環境改善、出荷チェック、金型の製造、生産予定管理等です。
1日のスケジュールを簡単に紹介してください。
朝礼後、現状把握や製造スケジュール確認後に金型製作のため機械を動かしています。メンバーの加工が終わったものをチェックしたり、出荷する金型をチェックしたりしています。加工の相談を受けたら、一緒に考えて答えを出すようにしています。
やりがい・成長
この仕事をしていて「やりがい」を感じる瞬間は?
製作した金型で出来た製品が使われている製品を見た時です。
職場の雰囲気・チームワーク
職場の雰囲気を一言で表すと?
「まじめ」基本まじめではありますが、明るい雰囲気の職場です。
チームで取り組む上で大切にしていることは?
コミュニケーションを取ることと、相手の意見を聞き、柔軟に対応することを心がけています。
ものづくりの魅力
金型づくりのどんなところに面白さや魅力を感じますか?
ゴム製品は少しの違いで使用感が異なるため、同じように見えて違う製品が多数あり、そのために毎回違うものを作る楽しさがあります。また、製作方法も最善の加工をするために機械の選定から加工方法まで考えて行うため、早く高精度な金型製作が上手くいったときや、金型を一から設計するため、お客様が使いやすく、問題ない製品が出来たと評価されたときに喜びを感じられます。
「自分が手がけた仕事が形になった」と実感したエピソードは?
デザイナー様がデザインした製品が、おしゃれな雑貨屋さんで販売されていた時。
継創のイベントでスマートボール製作の企画に参加させてもらい、金属加工で見ごたえがあり、楽しめる物を作ることを考え、メンバーで発案、設計、製造をしました。完成したスマートボールで楽しそうに遊んでくれていた子供たちの笑顔を見た時や、金属加工に興味を持ってもらった大人たちを見て、製作して良かったと嬉しく感じました。
技術的に難しかったけれど、やり遂げられて誇りに思った経験は?
社内の機械では普通では出来ないサイズの金型を機械の扉を外したり、多方向から加工したにもかかわらず、ズレも無い金型を問題なく納めることが出来たこと。
技術の継承・未来への思い
金型づくりは「次世代に伝えていきたい技術」と言われますが、どう考えていますか?
3Dプリンターなど代わりになる技術は出来てきていますが、まだまだ金型は必要があると思うし、金型製作も5軸の機械などで技術は向上しています。今後も量産品には欠かせないものだと思います。
後輩に教えるときに意識していることは?
機械での加工はどこでも出来ることではありますが、手作業で行う微調整は、感覚を磨かないと習得できないので、その感覚を覚えてもらうことを意識しています。
今後、自分が挑戦したいことや成し遂げたい夢は?
私はリーダーとして頼られる存在になれるように努力し、ゴム金型と言えば石井精工と名指しで仕事をいただけるようになることです。